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会議室で角は全て丸くなる

2015年09月17日 00:38

総合商社は、ドカンと事業に資金を投下し、そのうち3割くらいの事業が成功すればそれでいい・・ というような、とても強気なお金の使い方をすると言われている。新興国や新興分野の利権を、そうやって大きく掻っ攫っていく。そうやって、7割の失敗を補って余りあるものを得ることが出来る。

銀行というのはどれだけ長く利息を取り続けられるか?が投資(ニュアンスで)の目安になるもので・・ つまりは長期的に見て安定だろうというところにお金を流しやすい性質がある。
新たに育てた分野や企業でもうけるには、それは株式を持ってないと意味がないので、融資では利益が少ないわけだ。
1億円規模の事業者に1億円貸しました。その企業がブレイクして10億円規模になりました。だから「はい、1億円返します。」ではね...。また、銀行は自己資金の10倍まで貸し出せる。つまり万が一1億円返してもらえなくなったら、それは10億円分失うようなものなので、大きな利益よりも手堅く長いほうを選ぶ。一方、株式ならば、規模の拡大にあわせてその大きさでそのまま利益が帰ってくる。1億円規模の事業者に1億円出資していたら、きっとそれは既に半数以上の株式になっている。なので10億円規模に拡大した事業もそのまま手に入ったことになる。

一部の企業や個人にのみ資金が潤沢にあるような状況になると、利回りのみを追い求める傾向が強くなり、とにかく利回りをつれてきてくれるファンドであったり、つまりは金融投資の分野でお金が回る割合が高くなるのだろう。
金融(=お金)は本来、何か別の目的のための手段でしかない。なので経済社会全体へ深く染み渡っていかない。
お金は結局実業に流れていかないと関わることの出来る人口が増えていかない。

地域や分野、それ自体の未来が明るくない場合、既に成功している企業はあまり攻める事が出来ない。
それはそうだ・・ 他分野や他地域に攻めていくよりない。
そして緩やかにしぼんでいく本拠地では、生産性を高めること、現状を維持していくことに勤しんでいくよりない。
そうして、緩やかにしぼんでいく地域または分野は、一層効率化を進めていくことになる。
市場を切り開いていくよりも、既に約束されたマーケットである程度の利益を見込み、成熟した消費者のニーズに応えるためにリスクを回避し、ついには個人の能力であったり、センスが問われるようなものでさえ、会議室で決めるようになっていくのだろう。



車を見ても、変な風にとがってるような・・ 一見個性、しかし見事につまらないデザインの車ばかり。それが売れないとさらに市場に擦り寄っていく。そうして今既に売れているゾーンに寄ってってしまい、新たなソーンを切り開けるだけの何かしらを持った商品は投入されなくなっていく。レクサスなんかね、何でフロントグリルが全部アレなの?アレが嫌いな人間には全滅だよ。

かつてDocomo1強の時代から、auがのし上がっていった頃・・
Docomoはそれを料金やダブル定額の影響だと考えた。しかし実際はそんなややこしい話しではない。
ただ単に、auがデザインを全面的に押し出したからだったんだ。
そのスピリットは(だけは)今でも残っているようで、デザイン重視なラインナップを今でも残している。
ソフバンの発展は一重に、iPHONEのおかげだったろう。
アップルは一環してデザインやスタイルにこだわり続け、ブランド自体がかっこいいままでい続けている。

そしてAauとDocomoは日和り、ついにiPHONEはどこでも買えるようになってしまった。
もう新たに何か生み出せない、リスクを取れない、個人のセンスに任せられない。
それなら既に約束されているものの分け前に預かろうということだ。
しまいには、自分らの電波まで売り始め、機種はもはやどこでも良くなっていく。
であれば、シャオミーやファーウェイで十分かっこいいとは思うんだけど・・
中国企業の製品にはあらかじめスパイウェアが仕込まれているという。
おっと、話しがそれて行く。


成熟して縮んでいく分野や地域でのビジネスは難しい。
リスクマネジメントだカスタマーサポートだ何だ、雇用のリスク、投資のリスク、マーケティング、法務関係・・ 
とてもシンプルに事を進められる環境にない。
だから会議室で決めなきゃならない。

んでも、そうであっても・・・
センスが問われるものってのは、会議室で決めてはダメだろう。
その企業が蓄積してきたノウハウや知識は、センスを引っ張るだけのパワーを持った“ある個人”を見つけ出す部分に発揮してもらいたい。

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